林田 正光氏
今日、講演に参加してきました。
サービスの業界では大変に有名な方です。
変わらぬお元気なお姿を拝見しちょっと安心。
サービス業に長く身をおいていたため
以前からこの方を知ってましたし、
そのお話の半分はすでに知っているものでした。
90分の講演のなかででてきた
ちいさな、でも優しく深い感動を呼び起こす
素敵なエピソードの数々。
あらためて、もう一度きくと
お客様の感動した心、そしてそんなお客様を見て
うれしく暖かい気持ちになれる自分、
そういうものを思い出して、涙がでました。
感動体験。
それは、何度きいても、どんなに時がたっても
色あせることなく、心に残る。
この感動を共有したくて、誰かに伝えたくなる。
そして静かに広がってゆく。
「誰にでもできる当たり前のことを、
誰にもできないくらい、長く続けてゆく。
そうすれば、それはその人の個性になる。」
「あなたのその行動は、必ず誰かが見ています。」
口コミは、感動体験を伴うからこそ
広がっていくものなのです。
いまの自分、感動を生み出せているだろうか。
なぜいまになって、この方のお話を
もう一度ききたくなったのか。
答えが見えてきた気がします。
もといた世界へ気持ちがひっぱられる。
強烈に感じながら家路につきました。


↑イメージはこんな感じでしょうか。
いまの職場は、はっきりいって
いますぐ辞めてやる!ありえないよ!
・・っていうことが多いことは事実です。
しかし、過去に結構な大企業から中小まで
3社を経験した私の見解では、
ここでしか感じることができないこと
ここでしかできないこと
を、
実感することもあることは事実です。
こんなにも、その人のバックボーンやオリジナリティを
尊重してくれる会社はあまりないと思います。
こんなにも、ハイリスクハイリターンではありながら
裁量を与えてくれる会社はあまりないと思います。
こんなにも、社員のケアという点について
放置プレイな会社はあまりないと思います。
となると、ポイントは「自己管理」。
要は、なんでもありなんです。
成果が出れば。
ただ、そのために犠牲にすることは確かにあり、
その境界線はひとそれぞれ。
うまくバランスをとっていかないと、
ドロップアウトします。
かくいう私も、ブツクサいいながらも
なんだかんだ6年もここにいます。
いままた、そんなバカな!
っていうようなプロジェクトが勃発してまして、
大企業にはないスピード感でものごとが動いています。
疾走感。
大きな会社ではなかなか感じることがない感覚です。
ま、リスクもおおきいのですがw
はっきりいって、もうやだと思うこともありながら
この会社の、こういうところに魅力を感じていることも事実。
でも、家族にはこれ以上迷惑かけられない。
なので、
「もう辞めてくれ!頼む!」
って言われるまでは、とりあえず
いてみようかなと、今日おもいました。
皆さんは、生活の中で
「疾走感」を感じることってありますか?


最近波乗りの内容でなくてすみません。。
弊社は9月が上半期末なものですから、
時期的に・営業的に必死です
それに加え、とある全社プロジェクトが大炎上し
大切なスタッフが脱落していく様をこれ以上放置できず、
つい挙手してしまい。
それが9月の初めのことです。
それ以来、本業の部署でも火を噴きそうなのを必死で消しつつ、
炎上中のプロジェクトにとりかかることに。
・・・ってか
そこらじゅう、火を噴いている弊社ってどうなのよ!?とも思いますが・・・w
炎上中プロジェクトは、弊社9年弱の歴史の中で
すでに数年越しのプロジェクト。
誰かが手を着けては放り投げ、
誰かが拾ってはまたもとの場所に戻し、
そうして、
皆がその問題に気付きつつも
そっと熟成させて太らせてきた大問題なのです。
いや私も手を挙げる前までは、見てみぬふりしてました。
全社的問題なので、当然一人でどうにかできるわけがなく、
関係各所にヒアリングと、
協力のための説得を繰り返す毎日。
声はかすれてがらがらです。
でも、人に説得のために
「こういう原因から、この問題があり
いまはこういう状況になっている。」と
語ってゆくうちに、
自分の頭も徐々に整理されていくのですね。実感。
大変だし、うまく火消しできるかまだわかりませんが、
こんなふうに全社が意識をひとつにできつつあることってあるだろうか。
(ま、小さい会社なのですがw)
たぶん一番の貧乏くじをみずから拾ってしまったわけだけど、
なんだか久しぶりなこの感じ。
もう少し、がんばってみようと思う。
ただ・・
家族は犠牲にしちゃいけないな。
仲間に無理させちゃいけないな。

