帰り際、開発部隊がなにやら
喧々囂々のやりとりをしているのが聞こえた。
いつもは、高気圧の発達した、
よく晴れた日の海のように穏やかな彼らが
温度を上げて語っているのが気になり、
聞くともなくなんとなくきいていた。
どうやら、一番の若手社員が
思いのたけをぶつけ、
社歴の長い社員が、なだめているらしい。
どちらが正しいということはない。
正悪ではないのだ。
その、まっすくで、ひたむきな想いが
なにより大切なのだ。
その気持ちを忘れさえしなければ、
結果がどうであれ、
後悔はないのだ。
現実がどうであれ、
信じるモノ。コト。ヒト。オモイ。
そういうものがある人は強いのだ。
最後まで残るのは、
自分をもっているひと。
だから、それを忘れないでほしい。
時には、状況を考慮した妥協を選択する強さも必要だろう。
時には、納得のいかない決定を受け入れる勇気も必要だろう。
それは、これからゆっくり学べばいい。あせることはない。
近々、飲みにでも誘ってみるかな。
私はやっぱり、右脳ニンゲンだ。
感情に流されるのは嫌だけれど、
湧き出る感情がいろんな動機になっていることは否めない。
人の心を動かすのは、
左脳的なデジタル世界ではなくて、
右脳的な情熱的な感覚なのだ。
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