夏休みなので早朝、ひとり海へ向かう。
お盆期間だからか、
平日だけれど少々交通量が多い。
ゆっくり運転して7時過ぎに勝浦につくと
湿った暖かい、この季節の潮風が待っていた。
水の透明度は高く、
海底の岩や巻き上げる白い砂までよくみえる。
暖かくてタッパで十分な、久しぶりの勝浦。
雲間から太陽が顔をだしはじめ、
暑さからダックダイヴ。
やわらかい。暖かな海。
メインのポイントは先客がいたので、
誰もいない右側のポイントに移動。
ここには大きな昆布の株があって、
昆布の生育がよくなる春~晩夏のこの季節、
ミドルタイドの1時間前後限定で
波が割れるようになる。
その時間があと少しだったので、
まったく波は来なく、湖のような海にひとりうかぶ。
20分ほど、足元の昆布を眺めたり
水にもぐったり、
空を見上げたりしてくつろいでいたら
ぐいぃぃ と静かに海にひっぱられ、
波が割れ始めた。
なぜだか1時間ほど、ここは貸切で、
小さな魚と昆布と一緒に波に遊ばれる。
テイクオフの楽な、リーフ特有のトロ波、
でもインサイドでもう一度掘れてくるから
ずうっとっずうっと長くゆったりと乗れ、
ゆっくり波にもぐりながら沖に戻る。
技をかけたりするのも面倒になり、
カットバックしながらただただのんびり波にのる。
夢のような1時間でした。
疲れているときになぜかいつもここにくる。
ここの波は、海は、いつも変わらず
柔らかく、暖かく
私を受け入れてくれる。
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